★☆★━━━━━━━━━━━━━━━SIS mail-magazine ━━┓
S┃I┃S┃ メ┃ー┃ル┃ サ┃ー┃ビ┃ス┃
━┛━┛━┛ ━┛━┛━┛ ━┛━┛━┛━┛
NPO法人スポーツインキュベーションシステム
Sports Incubation System
〜その全ての努力が結果となるスポーツ界へ〜
┗━━2004/04/03 vol.5━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★
新年度が始まりました!
SISは
今年度もさらなる飛躍を目指し活動してまいります!!
変わらぬご支援、よろしくお願いいたします。
■今号のCONTENTS■
┣○新規「インキュベーション事業」ご紹介
┗○連載企画
「アスレチックトレーナーになるために─最終回 柔道整復師編」
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
▼「インキュベーション事業」ご紹介
--------------------------------------------------------
SISの「I」、Incubation。
このIncubationに主眼を置いた新規事業を昨年末より開始しました。
その名もずばり「インキュベーション事業」。
スポーツサポートの十分な知識やスキルを持ちながら、
それを発揮する機会に恵まれていない方や団体を
主な対象にしています。
「すべての努力が結果となるスポーツ界」を目指すSISは
こういった知識やスキルを身に付けるための「努力」を
スポーツをサポートするという「結果」に
していくための支援をいたします。
その方法は主に、
外部に向けて情報を発信するための
「WEB作成」や「活動の告知」による広報支援。
さらに、「講師」として活躍していただくためのセミナーや勉強会を
企画し、力を生かす場を提供していきたいと考えています。
現在は、ビジネススキルをスポーツ界に還元することで
独立していこうという団体をサポート中で、
近日中にWEBページの公開を予定しています。
ご興味をもたれた方は、
board@sports-inc.org まで、ご相談ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼アスレチックトレーナーになるために
─ 最終回 柔道整復師編 ─
--------------------------------------------------------
今号は医療資格(今回は柔道整復師に限る)を経て
アスレティックトレーナーになるための道について
筆者の経験や意見からお伝えしていこうと思います。
トレーナーという仕事は
普段は、練習中に選手に水を配ったり、
怪我が起こらないか監視したりと
手持ち無沙汰になることも多いのですが
一旦怪我が発生すると、一転して、とても忙しくなります。
まず、その怪我がどの程度のものであるのか評価して
病院へ行くべきか、そうでないのかを迅速に判断します。
そして、訓練によって習得した適切な応急手当を施します。
私が柔道整復師(以下、柔整師)の勉強と資格を経て
トレーナーを目指そうと考えた一因には
大学時代にお世話になっていたスポーツが
アメリカンフットボールだったということがあります。
アメフトは、激しいスポーツです。
肩や膝の使いすぎによる、じわっとした痛みから
骨折や脱臼というひどいものまで
本当に多くの怪我が日常茶飯事のように起こります。
練習や試合の場で常に選手と一緒にいるトレーナーは
このような様々な種類の怪我への対応が要求されます。
例えば、捻挫や打撲は固定をすればある程度は楽になりますが
骨折や脱臼は、そうはいきません。
試合に帯同していた時、肩を脱臼した選手がいました。
しかし、ただ固定するしかありませんでした。
固定しても元に戻るわけでも、痛みが引くわけでもありませんから
感じるのは自分の無力さばかりです。
ここでは、ズレた骨を戻す、整復という作業が必要になるのです。
この整復という治療行為は、さらなる損傷を起こす危険があるため
行って良いのは、法律で、医師か柔整師に限られています。
ここに柔整師の特徴があります。
そのような経験から
私は、整復が認められる柔整師の勉強と資格を経て
トレーナーになろうと思ったのでした。
ところで、柔整師とはいったい何かと
疑問に思われた方もいらっしゃるでしょうか。
柔整師とは、骨折や脱臼、捻挫などを
手術せずに治す専門家の国家資格です。
資格の名前はあまり目にしませんが
街にある接骨院や整骨院という治療院の院長は、
必ずこの柔整師です。
最近では、
地域のスポーツ大会でのボランティアからオリンピックまで
柔整師は様々なレベルのスポーツでも活動しています。
柔整師になるには、基礎医学と呼ばれる
解剖学や生理学といった人体の構造や機能を学び
その上で、専門である骨や関節の怪我とその治療法について学びます。
また、柔道の授業があるのも特徴です。
もちろん、実技を学ぶための授業もあり
これらを3年間、指定の専門学校で学んだあと
免許をもらうための国家試験を受けることができるのです。
しかし、国家試験に受かり、柔整師の資格を取ったからと言って
すぐにトレーナーになれるわけではありません。
トレーナーになるには、
学校では習わない多くの知識が要求されるのです。
トレーニングによる体の変化を学ぶ運動生理学や
強い体を作るために不可欠な栄養学などがその例です。
また、トレーナーになるためには知識だけでなく
テーピングやストレッチ、
時には、マッサージと言った技術も必要とされます。
これらを学べるのは、スポーツの現場以外にありません。
指導者の下、インターンとして、スポーツの現場で経験を積んでこそ
一人前のトレーナーになれるのです。
つまり、柔整師からトレーナーになろうとする人には
授業以外の座学と、
それを実際に行えるスポーツの現場が必要になるため
人一倍の活力とそれを継続してゆく根気が必要になります。
それでも、トレーナーになりたいと思い
柔整師の学校への入学を希望する人は多いと聞きます。
それほどまでに、人を支えることや
支えた人が活躍することは楽しいことなのかも知れません。
また、何よりも対象がスポーツであるということが、
面白いのかも知れません。
いずれにせよ、トレーナーの志望者は多いのです。
一方で、需要はというと、これも多くあると言われています。
あるリサーチによると
一度トレーナーをつけたことのあるチームほど
再びトレーナーを欲しがるのだそうです。
自分で言うのも変なのですが、それほど、重宝される存在なのです。
しかし、トレーナーというサービスに
代価を払うか、あるいは、払うだけの余裕があるかと言うと
それは、また、別の問題になってしまいます。
日本では、欧米ほどプロや大学スポーツでお金の循環が良くないため
トレーナーを雇うのに十分な賃金を支払えないチームも多いのです。
つまり、欲しいけど、お金は出せない、というチームがほとんどなのです。
こうした現状の問題点が解決されて
トレーナーの活躍できる場所が増え、
プロや大学など一部の人に限らず、
多くの人に安全で効果的なスポーツが提供されることを
望んで止みません。
--------------------------------------------------------
執筆者:紀平晃功
SISマッチングメンバー
呉竹学園 東京医療専門学校 柔道整復科 在籍
社会人アメリカンフットボールXリーグ
オール三菱ライオンズ トレーナー
--------------------------------------------------------
今号で「アスレチックトレーナーになるために」は最終回です。
お読みいただきありがとうございました。
〓〓NEXT ISSUE!!〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
○マッチング事業リニューアルのお知らせ
《皆さんからのスポーツ相談を承っているマッチング事業が
さらに便利に生まれ変わります!》
2004/04月中旬発行予定 乞うご期待★
内容は変更になる場合もございますのであらかじめご了承ください。
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
お読みいただき、ありがとうございました。
●このメールマガジンに関するご意見・ご感想・ご質問は
prsection@sports-inc.org までお寄せください
●このメールマガジンの登録・解除、バックナンバーの閲覧は
http://www.sports-inc.org/mailmag からどうぞ
‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥
発行元:特定非営利活動法人スポーツインキュベーションシステム
http://www.sports-inc.org
〒231−0032 横浜市中区不老町1-2-7-705
TEL/FAX 045-212-4115
編集責任:府金 展昭
掲載されている記事の著作権は執筆者に帰属しますので、
転載・転送をご希望の場合は当方までご連絡ください。
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*